こんにちは。
シンノスケです。
私は今まで着実に、そして安定して成長し続けられる銘柄を保有したいと思い、ストックビジネスの銘柄を好んで購入していました。
以前記事にもしました。

正直、
とりあえずストックビジネスの銘柄を購入しておけば安心。
こんな気持ちでいました。
しかし今回、保有していたパラカの決算を見て、やはりストックビジネス銘柄も無敵ではないんだと実感しました。
パラカがいきなりの下方修正
パラカは駐車場を経営している21期連続増収、6期連続最高益を出している安定銘柄です。
出典:https://www.paraca.co.jp/paraca_admin/wpcontent/uploads/2018/07/20180516_ir_news_2Q_setsumei.pdf
なので当然今期も見込み通りの(あわよくば上方修正)業績で終わり、順調に株価も上昇していくだろうと思い込んでいました。
しかし、その時は突然やってきました。
そう。
まさかの下方修正です。
安心しきって保有していた私にとっては、寝耳に水の出来事でした。
しかも利益だけでなく、私が最重要視している売上までも当初見込みよりも下がるとの発表でした。
前年比ではプラスになっているものの、当初見込みから下がることは予想外でした。
そして急いで原因を確認。
原因はすぐに分かりました。
大口顧客の解約が発生したのです。
ストックビジネス最大の敵は客離れ
今回わかったことは、ストック銘柄の最大の敵は契約の解除による顧客離れ(大口客だとさらに痛い)だと言うことです。
ストックビジネスが優れている点は、契約中の顧客から永続的に利益を得られるということです。
それによって毎年一定数の新規顧客を開拓することにより、企業の安定成長が可能となります。
逆に不動産の販売などのようなフロービジネスの場合、仮にその年の業績が良くても、その次の年はまたゼロから「よーいドン!」となるため、先行きが不透明で、投資対象として不安が残ります。
保有していたパラカについては顧客と契約しているわけではないものの、パーキング不足の日本においては駐車場の数が増えれば、比例して売上、利益ともに増加することから安心して購入、買い増しを行っていました。
※駐車場かストックされることで業績が拡大するビジネスモデル。
しかし、パラカと駐車場契約を結んだ地主はその後もずっと契約すると約束しているわけではありません。
もしより良い条件で駐車場を契約する競合他社が出てきたり、駐車場以外に有効な投資方法があれば、当然パラカとの契約は解消するでしょう。
つまり大口の地主との解約が相次げば当然、大幅な減収減益もあり得るわけです。
今回の件を踏まえストックビジネス銘柄に限らず銘柄を買う時は、業績が悪化する時はどんな可能性があるのか?ということを常に想定に入れた上で購入するべきだと感じました。
それでも私はこれからもストックビジネス銘柄を買う
今回の件でストックビジネスは無敵ではないということがわかりましたが、それでも優れたビジネスモデルであることには変わりません。
完全なフロービジネスの会社よりは、保有する安心感が確実高いことも事実でしょう。
引き続き、持続的に高い成長が見込める小型成長ストックビジネス銘柄を購入していこうと思っています。
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