私は株式投資を始めてから一度も信用取引をしたことがありません。
信用取引をすればざっくり言うと、こんなことができます。
①証券会社からお金を借りて株を買う(信用買い)
②証券会社から株を借りて売る(信用売り)
要は自分が持っている資金以上の取引ができるということですね。
ハイリスクハイリターンの禁断の果実である信用取引。
もしかしたら私のような資金量が乏しく、にもかかわらず「億り人」を目指しているような図々しい投資家は、リスクを取ってでも信用取引を活用するべきなのかもしれません。
しかし私は今後もするつもりはないし、恐らくしないと思います。
この記事ではなぜ私がそんなに信用取引をしたくないかをツラツラと書いていきたいと思います。
私が信用取引をしない理由
自己資金以外で投資をするのが気持ち悪い(&損も怖い)
私が株を買う資金は、100%自分で稼いだお金です。
投資家にとって資金量は自分の実力値。
信用取引によってお金を借りて株を買っても、自分の身の丈以上で投資を行っているようで落ち着きません。
毎日ソワソワして社畜としての仕事にも影響が出そう。
それに精神状態が安定しないため、自分の投資ルールを逸脱した取引をしてしまう可能性もあります。
それに私が使っている楽天証券でも元本の約3倍の取引を行うことができますが、やはりレバレッジをかけて大損をぶっこいた時が怖いというのも本音です。
長期投資と相性が悪い
信用取引をしてお金や株を借りる時は、「金利」や「貸株料(レンタル料)」が発生します。
ちなみに楽天証券の利率はこんな感じ。
【金利】
【貸株料】
これで見ると6ヶ月以内で返済義務が発生する制度信用取引でも、金利は年2.80%(優遇金利は2.80%)、貸株料は年1.10%かかるようです。
ちなみに1日で換算すると金利は下記の通りです。
金利 2.80%÷365日=0.007671%
貸株料 1.10%÷365日=0.003614%
つまり100万円で信用買いした時は1日あたり76円、信用売りをした時は36円の料金がかかるということですね。
この料金は、当然借りている期間が長期間になればなるほど高くなります。
私が目指しているのは、小型成長株を年単位で長期間保有する長期投資。
長期間保有すればするほどたくさん料金が取られる取引とは相性が悪すぎるんです。
それにたった半年で返済しないといけないのは私には短すぎますね。
(無期限の信用取引もあるけど金利や貸株料はもっと高くなるし)
攻撃力は銘柄選びでカバー
現物取引のみの投資方法では防御力が高くなる半面攻撃力が低くなりがちですが、その欠点は買う銘柄でカバーすることができると思っています。
私が購入しているのは、時価総額が小さい小型株のみ。
市場の流動性が低く売買がしにくいという欠点もありますが、ボラティリティが高く攻撃力も抜群です。
信用取引排除による防御力と小型成長株投資による攻撃力。
この両輪で夢の「億り人」を目指していきます。
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