今日も休日の日課である朝のランニングを終えてシャワーを浴びサッパリ。
一息ついてヤフーファイナンスで掲示板をチェックしていた時、それは突然起こりました。
保有している三機サービスの掲示板を見ていた時です。
購入してから順調に株価も上がっており、私の保有株の中でもエース的な存在でした。
なのに見てみるとネガティブなコメントの連続。
なぜ?
確認すると金曜日に発表していたIRが原因でした。
とりあえず確認すると、
「新株式発行及び株式売出し並びに主要株主の異動に関するお知らせ」
ん?
なにこれ?
中身をよく見てみると、
①設備投資に資金が必要になったから新しく株を発行して増資をします
②社長の保有している株も売ります。
こんなことが書いてありました。(内容が間違ってたらすいません)
でも投資初心者の私には、
それの何が悪いのか?
なぜ株価が下がるのか?
がイマイチわかりませんでした。
なので調べてみることにしました。
まずは実施理由を確認
三機サービスの資料を確認すると、それぞれの実施理由は次の通りでした。
①新株発行⇒ITシステムへの投資のため
②社長株の売却⇒株式分布状況の改善及び流動性の向上を図るため
①についてはわかりましたが、②についてはイマイチピンとこず。
なので②は一旦放置することにしました。(それでいいのか?(笑))
とりあえず今日は①について片づけます。
新株発行をする時ってどんな時?
調べてみると企業が新しく株を発行するときは大きく次の2点の時みたいです。
①設備投資をするためにお金が必要な時
②赤字や借金の補填をするとき
要はお金が必要だから新しく株を発行して、株式市場から調達してくるということです。
なので、今回の三機サービスの場合は①に該当します。
なぜ株価が下がるのか?
それでは本題です。
なぜ新しく株を発行すると株価が下がるのでしょうか?
答えは一株当たりの利益(EPS)の減少にありました。

それでは新しく株を発行するとどうなるでしょうか?
例えば100万円の利益がある企業が、100株発行している場合
一株当たりの利益は、
100万円÷100株=1万円になります。
しかし新株を100発行して合計200株になったらどうなるでしょう?
100万円÷200株=5,000円
利益が半分になってしまいました。
つまり新株を発行すると発行済み株式数が増加し、一株当たりの利益を押し下げてしまうのです。
これが株価が下がる原因でした。
今回三機サービスが発表した数字は下記の通り。
現在の発行済株式総数 5,589,285 株
公募増資による増加株式数 200,000 株
公募増資後の発行済株式総数 5,789,285 株
200,000株新しく株を発行するので、それだけ一株当たりの利益が下がってしまうことになるのです。
ちっきしょー!(笑)
理由は分かった。それで今後どうするの?
とりあえず掲示板に出ていたネガティブなコメントの意味は分かりました。
この発表自体は痛いけど、仕組みが分かったことので投資家としては少しだけ成長できました。
株価が下がるので、当然これを機に売る人も多いと思いますが、私は今のところ保有していくつもりです。
理由としては、資金調達の理由がより売上を増やす投資のためであるということです。
資料にも次の通りの記載がありました。
(3)業績に与える影響
今回の資金調達を上記(1)の記載の使途に充当することにより、コールセンターで対応する修理受付や見積作業にかかる事務処理の一人当たりの処理件数や売上高が増加し、生産性が上がることを想定しております。出典:https://disclose.ifis.co.jp/data/disclose/9c/20180316/140120180316491616.pdf
人手不足の今、三機サービスが手掛けてる事業のニーズは高まっていくだろうし、実際に業績も順調に伸びています。
一時的に株価が下落するかも知れませんが、いずれ持ち直すだろうと判断しました。
とりあえず、月曜日はお金がたくさん減りそうです(笑)。。。
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