株をしたくない大きな理由の一つとして「損をするかもしれない」ということが挙げられるでしょう。
私の両親なんかは典型的なその例で、私が株式投資の話を出そうものなら
「損をするからやめとけ」
「真面目に働いて貯金するのが一番良いんだ」
と頑なに投資については否定的です。
確かに株などの投資に「損」はつきものだし、やり方によっては取り返しがつかない状況にだってなり得ます。
でもだからと言って投資を人生から切り捨てるのは大きな間違いです。
なぜなら「投資で損をする」というリスクを取らないことで、より大きなリスクを背負ってしまっているからです。
投資を排除することによる大きなリスク
収入が給料のみになる
投資をしなければ、他に副業でもしない限りという事は基本的に収入は会社の給料のみになります。
つまり給料の一本足打法です。
もしあなたが怪我や病気で働けなったりリストラでもされれば、その時点で収入は0です。
これってかなりのリスクだと思いませんか?
「真面目に働けばいい」というのはあくまであなたが健康で働き口あるという前提での話です。(私はその前提でも働きたくはないですが(笑))
だから健康に働けているうちに新しい収入の芽を育てていく必要があるのです。
もし株式投資をすれば株価の値上がり益や配当金などの不労所得を得ることができます。
私は今「給料」、「株式投資」、「ブログ運営」の三本柱で収入アップを目指していますが、もし株とブログが軌道に乗り、会社で働く必要が無くなれば速攻で会社を辞めたいと思っています。
自由な時間が圧倒的に少なくなる
これが私にとっては一番のリスクです。
給与収入に依存するという事はたいていの場合、仕事に多くの時間を費やすことになります。
もし仕事が生きがいで心から楽しんで働いている人はそれでいいでしょう。
でもそんな人はほんの一握りではないでしょうか。
私は働くのが嫌で嫌で仕方ありません。
そんな嫌なことに人生の大半を使っているなんてハッキリ言って人生の無駄だと思っています。
定年後にできるじゃないかという人もいるかもしれませんが、今定年の年齢は引き上がっており私たちは定年するころには70歳ぐらいになっているでしょう。
人生80年としてあと10年です。
80年もあるのに自由にできる時間が10年とはなんて不憫なことでしょうか。
しかも70歳ともなればそんなに体も動かなくなったり、病気を患っている可能性も高くなります。
私はどうせなら体がピンピンしている時から思いっきり自由に生きたいです。
あと私は別に贅沢な暮らしがしたいわけではありません。
服はユニクロで十分だし、ご飯だってファミレスやファーストフードで満足できます。
物欲だってさほどありません。
やりたいことだけをやってのんびりと生きていく。
それで十分なのです。
しかしよほどの高給取りでない限り、給与所得に頼っているだけでは実現するのは不可能でしょう。
なぜなら給与所得は働かなくなると収入が0になるからです。
それを可能にしてくれるのが、投資やブログ運営なのです。
株式投資のリスクはコントロールできる
株式投資のリスクは自分でかなりコントロールすることができます。
わかりやすいの次の2点でしょう。
資金のコントロール
私は株式投資の資金は自分のお小遣いの中から捻出すると決めています。
生活資金は別で管理していますので、万が一私が株を保有している会社全てが倒産し、投資資金が0になっても生活には全く困ることはありません。
困ることと言ったら友人と飲みに行けなくなることぐらいでしょうか。
信用取引や空売り等に手を出さなければ、最悪資金がゼロになるだけです。
そうなってもまたコツコツ小遣いからお金を貯めて、再度株式市場に復活すればいいだけの話。
つまり株式投資に利用するお金をきちんと管理していけば何も怖がる必要はないのです。
銘柄のコントロール
ブラックボックスの中から買う銘柄を選べと言われればそれはかなりのギャンブルですが、株式投資は決算短信や四季報、チャートなど、銘柄を選ぶための情報が豊富に準備されています。
もしあなたが「損をしたくない」という気持ちが強いのであればPER、PBR等の指標から割安な株を選べば、かなりリスクを抑えることができますし、加えてその株が業績面で成長を続けている会社であれば将来大きなリターンを得るチャンスもあります。
スロットやパチンコなどではあくまで店から与えられた(受動的な)台で勝負するしかありませんが、株式投資はたくさんの情報を元に能動的に買う銘柄を選ぶことができるのです。
まとめ
株式投資が危ないという先入観に支配され、チャレンジすらしない人は完全に思考停止に陥っているといっていいでしょう。
そんな人には大きなリターンを得るチャンスは回ってきません。
一つの物事に対してどんなリスクとリターンがあるかをきっちり確認し、自分でやる、やらないの判断をすることが何より大切ではないでしょうか。
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