株式投資について勉強したいけど、どんな本を買ったらいいかわからない。
おすすめの本を教えて欲しい。
こんな悩みを解決します。
この記事では
株式投資初心者の方におすすめしたい本3冊と、少し中級者向けの本1冊をご紹介致します(合計4冊)。
どの本も私が実際に購入し、「この本は良い!」と思った本ばかりなので、必ず役に立つと思います。
本で勉強するメリット
株式投資について本で勉強するメリットは、先人たちの教えを手軽に学ぶことができることです。
なぜなら本で学べる内容を独学で習得するには膨大な時間と労力がかかるからです。
株式投資では、上達するために試行錯誤が必要不可欠です。
成功もあれば当然失敗も数多くあります。
本では先人たちが膨大な試行錯誤を繰り返して学んだエッセンスであったり、株式投資を行ううえで必要な用語や指標などをわかりやすくまとめてくれていますので、効率的に自分のスキルアップを図ることができます。
そんな本が数千円で買えるなら、安い投資だと私は考えます。
将来大きな利益を手にするためにも、自分のためになると思った投資本にはそれなりの金額を払ってでも買って読んでみることをおすすめします。
株初心者におすすめの本3選
世界一やさしい株の教科書
初心者の方が株を始めるとき、とっかかりとなる一冊と言えばこの本。
知識ゼロの状態でも、「株ってそもそも何?」というところから解説してくれるので安心です。
本のテーマが「初心者が投資の計画から実行まで、ひとりでできるようになる」がテーマだけあって、
・株の仕組み
・売買のタイミング
・用語解説
・チャートやローソクの見方
・注文方法
・テクニカル指標の説明
上記のことなどが幅広く説明してあります。
単なる用語解説だけでなく、売買をするうえで大切なメンタル的な部分も書かれているので、そういった意味でも勉強になることが多いです。
売買方法も実際の証券口座の画面を交えながら説明してくれているので、初心者の方でもイメージがしやすいです。
入門書と言いながらも結構詳しく書かれているので、侮ることなかれ。
今後どんな投資家を目指すにせよ、必要な知識が書かれています。
まずはこの本を読んで株式投資の概要を掴み、自分に合った投資スタイルを探してみるのもいいかもしれません。
ファンダメンタルズの教科書
ダイヤモンド社が2012年の初版から改訂版を発行するぐらいに、人気がある投資本です。
ファンダメンタル分析をする上で、欠かせない知識が凝縮されています。
実際に私も、
・四季報の見方
・決算短信のポイント
・PER,PBR,ROIの解説
この辺りは非常に勉強になりました。
特に四季報って分厚いし、掲載している情報量が膨大なので、どこをどう見たらいいかわからないですよね。
私も初めて買ったときはなんとなく読み進めていましたが、この本で読むべきポイントがわかりやすく書かれていますので、重要なポイントを抑えながらスピーディーに効率よく読破することができます。
具体的な銘柄やチャートを例にして説明してくれているのも嬉しいところ。
正直まったくの初心者の方がこの本を読むのは少し難易度が高いかもしれません。
しかし熟読すれば、間違いなく投資家としてのレベルを1段階上げてくれる本です。
多分一回読んだぐらいでは到底理解しきれないし、一度理解してもすぐに忘れると思うので、完全に自分のモノにするまで何度も読み返すことをオススメします。
普通の人だから勝てる エフナン流株式投資術
私が尊敬して止まないエフナンさんこと奥山月仁さんの投資本です。
自身はサラリーマンとして働きながら投資を続け、エフナンさんの梨の木というブログも執筆。
数多くの投資本にも投資法などを紹介し、取り上げられている方。
投資手法は割安成長株への長期投資。
ブログでも100万円からスタートしたポートフォリオを育成し、10年で10倍の1,000万円まで増やすことに成功しました(追加入金無し)。
かつ丼チェーン「かつや」を展開しているアークランドホールディングスで20倍株を発掘。
その他にも、
駐車場経営のパラカ ⇒5倍
リサイクルショップを運営しているトレジャーファクトリー ⇒5倍
上記のような小型成長株で資産を築き、「身近な企業」の中にも大きく資産を増やしてくれるお宝株が眠っていることを教えてくれました。
100万円ぐらいなら頑張ってコツコツ貯金すれば貯まりそうじゃないですか?
それにその100万円が10年で1,000万円にもなるって夢がありますよね。
(ちなみに1,000万円あれば、配当利回り5%の株を買うと50万円の不労所得を手にすることができます)
別に普通の人でも、努力すれば同じようなことができるんです。
エフナンさんに出会って、一日中パソコンに貼りつくことができない私のようなサラリーマンでも、株で勝てるということを学びました。
デイトレーダーを目指している方には合わないかもしれませんが、ファンダメンタル重視の中長期投資家の方には是非とも読んでいただきたい1冊です。
【中級編】ピーターリンチの株で勝つ
私が尊敬しているエフナンさんの師ともいえる、伝説の投資家「ピーターリンチ」の著書です。
ピーターリンチとはアメリカの投資家で、かつてマゼランファンドという投資信託の運用を担当。
運用担当者であった13年間で、運用資産は1,800万ドルから140億ドルに増加しました(777倍)。
たった10年ちょっとで元金が777倍に増えるってヤバいですよね。
100万円が約8億円になる計算です。
投資に関する多くの書籍や論文を共著し、 「自分が知っているものに投資しろ」や「 テンバガー 」など、現代の投資家の間でよく知られている名言を生み出しました。
著書の中ではアメリカの銘柄が数多く出てくるので、正直読みずらい部分もありますが、彼の投資哲学は間違いなく勉強になります。
中級者向けの本なので、1度読んだだけではあまり入ってこないと思いますが、何度も何度も繰り返し読み込みたい1冊(私もまだ全然理解しきれていません)。
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