こんにちは。
最近試験勉強のせいでブログを書く時間が削られているシンノスケです。
しかし勉強の甲斐あって、この度FP2級に合格することができました。
そこで今回はFP二級の概要や、実際に私が実際に行った勉強方法をご紹介したいと思います。
まずは資格の概要から
受験資格について
FP2級は3級と違って誰でも受けることができるというわけではありません。
日本FP協会のホームページでは、2級の受験資格者を下記の通り定めています。
①日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
②3級FP技能検定の合格者
③FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
④厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
ちなみに私は3級の資格を保有していたので、②に該当していました。
5年ほど前に取得したので、ほとんど知識は消えていましたが(笑)
難易度はどれぐらい?
FP2級を受験するには、日本FP協会もしくはきんざい(金融財政事情研究会)経由で受験申し込みをすることになります。(受験するコースによって分かれています)
※ちなみに私は日本FP協会で申し込みました。(資産設計提案業務コース)
そこで今回は難易度を数字で可視化するために、私が先日受験した2018年9月の試験結果(2級、3級)についてそれぞれ合格率をまとめてみました。
日本FP協会
2級 | 3級 | |
学科 | 39.47% | 78.63% |
実技 | 50.52% | 86.50% |
きんざい
2級 | 3級 | |
学科 | 21.45% | 61.64% |
実技 | 26.74% | 42.92% |
両社とも学科の問題は同じです。
にもかかわら合格率が大きく異なる理由は、受験層の差(きんざいは会社に無理やり受験させられている人が多い等)だそうです。
しかし、どちらも3級と比較すると2級の方が大幅に合格率が落ち込んでいます。
特に学科については日本FP協会組でも4割、きんざい組だと2割程度しか合格していません。
実際に勉強した私の感想としても、それなりに勉強しないと合格は難しいと感じました。
理想は3級を合格した後すぐに、2級にチャレンジするパターンが望ましいと思います。
せっかく勉強しても、時間が経ってしまうと私のようにスッカラカンになってしまいますので。
試験形式は?
試験の形式や合格基準は下記の通りです。
等級 | 試験種類 | 出題形式 | 問題数 | 制限時間 | 合格基準 |
2級 | 学科 | 筆記(マークシート形式) | 60問 | 120分 | 36点以上 (60点満点) |
実技 | 筆記(記述式) | 40問 | 90分 | 60点以上(100点満点) |
受けた感想としては、実技の問題量が意外と多く時間がギリギリでした。
なので実技については、ある程度スピード感を持った回答必要になるかと思います。
当日はお昼休憩等もあるので朝9時半ぐらいに会場に到着して、終わるのが15時ぐらいになったので、貴重な日曜日がほぼ潰れました。
会社の指示で受験したので、リアルに出勤扱いにして欲しいです。
私が行った勉強方法
ここからは、私が実際に勉強した流れを説明します。
タイトルにも書きましが、私が勉強した期間は約2ヵ月でした。
それではいきます。
使用したテキスト
私が使用したテキストは下記の2冊です。(最新版を掲載しておきます)
テキストと問題集を一冊ずつ購入しました。
図も多くカラフルな上に、説明もわかりやすくて非常に使いやすかったです。
この2冊をしっかりやりこめば、間違いなく合格できる。と断言できるほど、安心してオススメできる2冊です。
これはどの資格でも言えることですが、テキストを購入するときは絶対に合格した人のブログ等を参考にして、その人がオススメしているテキストを購入するべきです。
特にFPに関しては、本屋でも色んな種類のものが売っているので迷います。
私はFP3級を受ける時に本屋で
「なんとなくこれがいいかなー」
と思い、全く事前調べ無しでテキストを購入したのですが、正直微妙でした。
3級自体難易度が低い試験だったのでなんとか合格しましたが、もっと勉強しやすいテキストを購入しとけば良かったと後悔しました。
勝負はテキスト選びから始まっていると思ってください。
勉強の流れ
①とりあえずテキストを一周
まず最初は、テキストを1回読みます。
覚えなくても無くても良いからとりあえず1回内容を理解する感じ。
問題集は無視してテキストだけをざっと最後まで読みます。
②テキストと問題集をチャプターごとに取り組んでいく
問題集が一回終わったら、次はいよいよテキストと問題集を並行して片づけていきます。
流れとしては、
・テキストのチャプター①を読む
・問題集のチャプター①をやってみる
・次にテキストのチャプター②をやる
・問題集のチャプター②をやる
こんな風にテキストと問題集を交互に取り組んでいきます。
始めて問題集をやるときは、当然わからないことが多いと思いますので、遠慮なくテキストを見ながら解いてください。
この段階で頭に定着させることを意識しながら取り組んでいきます。
③テキストと問題集のコンビを3回ずつ繰り返す
あとはひたすらテキストと問題集を繰り返すのみです。
私の場合はこれを3回繰り返しました。
3回目の時には、大方頭に入れるつもりで取り組みました。
1日の勉強時間
私の場合一日の平均勉強時間としては、
平日⇒1時間ぐらい
休日⇒3時間ぐらい
これぐらいだった思います。
テストの前日は5,6時間ぐらいやったと思います。
試験当日の心構え
試験については6割取れれば合格できるので、「10問中4問は間違えて良いんだ」という気持ちでわかる問題を確実に回答し、とにかく合格点に達するという事を念頭に置くことが大切です。
ちなみに私は、
学科⇒41点(60点満点)※合格点36点
実技⇒78点(100点満点)※合格点60点
でした。
勉強した感想
事前に調べて、それなりには勉強しないと受からない資格だと思っていましたが、やはりその通りでした。
一つ一つについて理解するのが難しいというよりは、単純に覚える量が多いという印象でした。
ただ2ヵ月真面目に勉強すれば、必ず合格できるラインには達することができると思います。
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